(多数のご参加を頂きありがとうございます。次回開催日が決まりましたら、当サイトでお知らせいたします)
第34回 荻窪循環器カンファレンス
日時:2019年11月18日(月)19:30開始 循環器内科 石井 康宏 Ishii Yasuhiro
場所:新東京会館 3階(東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-34-6 TEL:03-3315-9115)
座長:荻窪病院 副院長・心臓血管センター循環器内科部長 石井 康宏
医師紹介
循環器内科部長
地域連携室統括責任者
1989年
千葉大学医学部 卒業
1989年
東京女子医科大学日本心臓血圧研究所循環器内科に入局
1992年
榊原記念病院循環器内科レジデント
1993年
本多記念東北循環器科病院循環器内科医員
1994年
埼玉県立循環器呼吸器病センター循環器内科医員
1995年
東京女子医科大学循環器内科心臓カテーテル室
1997年
医学博士号
1998年
オランダ・ライデン大学 循環器・放射線科スタッフ
2000年
東京女子医科大学循環器内科心臓カテーテル室長
2005年
大崎病院東京ハートセンター副院長 循環器科部長
2007年
荻窪病院循環器科部長
2009年
荻窪病院副院長
インタビューInterview
まずは、荻窪病院に着任されてから病院がどのように変わってきたのか教えていただけますか。
セコム提携病院と言っても、上からトップダウンで物事を命令するという方式ではありません。全国に20近くある提携病院が集まって勉強会をしたりして、みんなで”いいとこ取り”をしています。いいところをみんなで真似し合って、それでみんなでいい病院になっていこうというグループ作りをしています。非常に時間はかかるけれど、忍耐強くやっていくのがセコムのやり方です。そういうやり方で、病院はだいぶ変わってきたのではないかなと思います。副院長というポストで心がけられていることはありますか。
先生の専門の循環器内科の地域性についてお聞かせいただけますか。
地域のクリニックなども連携に関わっているのでしょうか。
それでは患者さんとの関係はどうでしょうか。
循環器ですと、高齢の患者さんも多いと思います。体力的に不安に思われている方についてどうですか。
でもそれはずいぶん前のことで、今は80歳を超えても元気な方はいっぱいいらっしゃいます。そういう方たちに対してどういう考え方で治療を行うかというと、“元の生活に戻れる”ということです。歩いてスーパーに買い物に行っていた人には、やっぱりまた元気に自立した生活に戻ってほしいという気持ちが強く、そこが判断基準ですね。80歳後半の方にカテーテルなんて、と言う人もいますが、当院では上記判断基準を原則として、元の健康な生活に戻るべく、安全にカテーテル検査・治療を行えるよう努めています。特に心筋梗塞といった生死にかかわる病態の場合にはたとえ90歳以上であってもカテーテルを行うことがあります。治療方法の分野についてもお話を聞かせていただけますか。
特徴についてのお話をもう少し聞かせていただけますか。
時間がかかる手技はいくつかありますが、その中でも心房細動に対する心筋焼灼術:カテーテルアブレーション治療は3時間から5時間くらい時間がかかります。今回カテーテル室が2室になったことで、これからは心房細動に対するカテーテルアブレーション治療を積極的に行っていきたいと考えています。
それから先程のフットケア・下肢救済センターの話ですが、最近は足の甲くらいまでカテーテル治療をする時代になりました。虚血を解除(=血流を再開させる)して、壊死する範囲を少なくする、切断範囲を小さくするということは、その方のADL、予後に関わるとても重要なことです。下肢の虚血の人、足が腐ってしまうくらいの方の5年生存率は非常に悪く、もともと高齢という要素もありますが、5割を切っています。少しでも生存率がよくなるのであれば、やはり治療してあげたいという気持ちがあります。地域の皆さんへのメッセージをいただけますか。
当日プログラム | |||||||||||||||
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●第1部(19:40~20:20) 『多岐にわたる腹部大動脈瘤に対する手術治療』 |
荻窪病院 心臓血管センター 心臓血管外科 浅野 竜太 医師紹介心臓血管外科 医長
浅野 竜太 Asano Ryota
メッセージMessage2019年4月より赴任致しました。 |
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●第2部(20:20~21:00) 『日常診療に役立つ心エコー検査』 |
昭和クリニック 新井 光太郎 医師 |
※講演会終了後、情報交換会を予定しております。
認定単位など
・日本医師会生涯教育制度カリキュラムコード【45:呼吸困難 53:腹痛】1単位が取得できます。
※お手数ですが、ご参加いただけます際は、地域連携室(03-3399-0257)までご連絡いただきますようお願い申し上げます。