中央検査科とは
中央検査科は採血室・生理機能検査室・病理検査室・輸血検査室・医化学検査室の5部署で構成されています。
方針・目標
当検査科では正確な検査結果を迅速に報告できるようにスタッフ一丸となって日々の業務に取り組んでいます。また採血室での待ち時間短縮に向けた運用方法の改善や、予約が必要な生理機能検査の即日実施(予約外検査)などを積極的に行い、患者さんが安心して診療を受けられるような検査室を目指しております。
2024年6月には、日本臨床衛生検査技師会および日本臨床検査標準協議会が合同で審査し、正しい手順と高い精度で検査を行っている施設に与えられる「品質保証施設認証施設」に認定されました。
業務体制
日々の業務は、採血室3名、生理機能検査室4~5名、輸血検査室1名、病理検査室2~3名、医化学検査室4~5名、PCR検査1名、受付事務1名で対応しており、休日・夜間勤務に関しては二交代制を導入することで、24時間緊急検査や輸血検査に迅速に対応しています。
業務体制
日々の業務は、採血室3名、生理機能検査室4~5名、輸血検査室1名、病理検査室2~3名、医化学検査室4~5名、PCR検査1名、受付事務1名で対応しており、休日・夜間勤務に関しては二交代制を導入することで、24時間緊急検査や輸血検査に迅速に対応しています。
採血室
当検査科では、外来採血業務全般と病棟早朝採血をスタッフ全員で実施しています。また一部の診療科を対象に外来早朝採血も導入し、9:00から診療予約のある患者様には、8:00より採血を実施しています。
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採血件数
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医化学検査室・輸血検査室
医化学検査室では、一般検査、血液・凝固検査、生化学・免疫検査を行っており、採取された血液や尿を院内で測定し一部の検査を除き診察までに検査結果が報告できる体制を整えております。また、夜間・休日に関しても二交代を導入しており24時間365日緊急検査に対応しています。
輸血検査室では、安全かつ適正な輸血療法を第一に24時間体制で対応しています。
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検体検査テスト数
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2022年度 SARS-CoV-2核酸検査件数
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生理機能検査室
生理機能検査室では心電図検査・呼吸機能検査・超音波検査・血圧脈波検査・骨密度検査・脳波検査などを行っており、すべての検査で患者さんの不安を取り除き、安心して検査を受けられる検査室を目指しています。
検査の都合上、予約検査となってしまう検査もありますが、最近では受診された患者さんに負担が掛からぬよう予約検査でもなるべく『当日に検査』できるような体制づくりにも力を注ぎ、スタッフ一丸となって日々努力しています。また近隣の開業医の先生方からの検査依頼についても積極的に受け入れておりますので、ぜひご利用ください。
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生理機能検査件数
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超音波検査件数
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病理検査室
病理検査室では、病変から採取した内視鏡材料や生検材料、手術材料から染色標本を作製し病理医が診断する病理組織診検査と喀痰や尿、婦人科材料などから標本を作製し感染症や悪性細胞の有無を調べる細胞診検査を実施しています。
病理組織診・細胞診件数
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臨床検査を終了した検体の使用について
医療機関では一般的に患者さんの診療の過程で採取した血液や尿、痰、皮膚組織などの検体で検査した後の残り(以下「残余検体」といいます)が生じた場合に、そのうちの一部を検査の精度管理、診断の精度向上などを目的に適宜、使用させていただいています。
当院では以下の目的で使用させていただきます。残余検体を使用してほしくない場合には、その旨お申し出ください。申し出がない場合には、同意いただけたものとみなし、使用させていただきます。
- 流行感染などの疫学的解析(早期把握、早期対応で公衆衛生の向上に寄与)
- 検体検査の精度管理
- 診断の精度向上
- 臨床研究への活用
※臨床研究を目的とした残余検体の使用については、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に従い、当院の倫理委員会で審査を受け、病院長の許可を得た上で適切に実施しています。
残余検体の使用は、「臨床検査を終了した既存資料(残余検体)の研究、業務、教育のための使用について-日本臨床検査医学会の見解-」「病理検体の目的外使用に関する提言-日本病理学会-」「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」「個人情報保護法」などの関連法令、通知、学会提言等を遵守しています。
教育体制・認定資格者
当検査科では、専門知識・技術レベル向上を目指し、各種関連学会・研究会への参加や各種認定資格取得にも積極的に取り組んでいます。
認定資格 | 取得人数 |
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細胞検査士(国際細胞検査士を含む) | 4名 |
超音波検査士(循環器) | 4名 |
超音波検査士(消化器) | 2名 |
超音波検査士(体表臓器) | 1名 |
超音波検査士(泌尿器) | 1名 |
二級臨床検査士(病理学) | 2名 |
二級臨床検査士(血液学) | 2名 |
緊急臨床検査士 | 2名 |
認定病理検査技師 | 2名 |
認定一般検査技師 | 1名 |
東京都糖尿病療養指導士 | 2名 |
内視鏡検査技師 | 1名 |
2023年4月現在
学会発表・講演
タイトル | 筆頭演者 | 発表学会名 |
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2022年度 | ||
血友病患者における血漿アンチトロンビンレベルと病態の検討 | 棚橋 尚紀 | 第11回血栓止血検査研究会 |