当科の特徴
放射線科常勤医師3名、診療放射線技師17名と事務員1名で構成されています。
最新の画像診断機器(一般X線、マンモグラフィ、CT、MRI、造影検査、血管造影など)を用い、患者さんお一人お一人に対して適切な画像検査を施行し、診断・治療方針決定に必要となる最善の画像を提供しています。
特にCT、MRIは、放射線科専門医が迅速かつ的確に読影(画像を解析し所見を診断)、報告書を作成し主治医に返信します。
近隣の医療機関さまからの画像検査のご依頼にも対応しています。
また、臨床各科の医師からのオーダーにより、IVR(画像下治療)という、患者さんにとって侵襲が少ない、専門性の高いカテーテル治療も担当しています。
放射線科は、院内で各科横断的な役割を持つ、いわば縁の下の力持ちです。
我々放射線科医は、臨床各科の検討会に出席するなど日頃から臨床医と密に連携し、最良の診療ができるよう取り組んでいます。また、放射線技師や臨床検査技師などとも提携し、よりよい画像情報を提供できるよう日々研鑽しています。
放射線科医師・診療放射線技師・看護師とも、院外の研究会や勉強会などに積極的に参加し、被曝を軽減しつつ最大限の画像情報を提供できるよう、今後とも邁進していく所存です。
エコー・CT・MRIの違いについて
精査が必要になり画像診断をする場合、よく用いられるエコー・CT・MRI検査の画像の違いや特長、撮影時の注意点についてお伝えします。
例・胆嚢内の胆石の各画像の見え方
こちらの患者さんはまずエコーとCTで胆石の存在が確認され、手術前にMRIで総胆管結石の有無や膵胆道系の走行などを確認しました。
エコー | CT | MRI | |
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胆嚢の中に小さな胆石がたくさんある様子が確認できます |
腹部を横にスライスした画像です。矢印先の白く光る部分が胆石です |
矢印の先のもやもやとした濃淡のある部分が胆石です。実際の画像は3Dとして見えます。 |
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撮影原理と画像の特長 |
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メリット |
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デメリット |
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適応疾患・部位 |
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撮影時の注意点 |
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