休診のお知らせ
※下記以外にも突発的な事情により休診になることがありますので、ご了承ください。
- 12月12日(木)石井医師
- 12月17日(火)大島医師:代診あり
- 12月21日(土)石井医師
- 12月28日(土)小金井医師
診療予定表
■診療受付時間
午前8:00~11:30(診療開始9:00)
午後12:00~15:00(診療開始13:30)
※土曜日は午前のみの診療、日曜・祝日は休診となります
※初めて受診する方、紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方は、必ず外来受診のご案内をご覧の上、お越しください。
午前 | 午後(要予約) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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月 | 加畑 充
医師紹介循環器内科 医長
加畑 充 Kahata Mituru
メッセージMessage適切な医療の提供を心掛けています。 (初診・再診) |
石井 康宏
医師紹介循環器内科 副院長
循環器内科部長 地域連携室統括責任者 石井 康宏 Ishii Yasuhiro
インタビューInterviewまずは、荻窪病院に着任されてから病院がどのように変わってきたのか教えていただけますか。私は2007年10月に赴任し、10年が過ぎました。荻窪病院はこの地で長い間医療を行ってきましたが、2007年セコム医療システムが経営参画することになりました。新しく何かを始めようとしたときに、やはり救急医療に力を入れたい、そこで選んだのが心臓血管センターですね。2008年の4月に心臓血管センターができ、澤先生(心臓血管外科部長)が赴任されました。心臓血管外科と循環器内科がしっかりと連携し、この地区に少ない心臓の専門的医療を提供していくということになりました。
セコム提携病院と言っても、上からトップダウンで物事を命令するという方式ではありません。全国に20近くある提携病院が集まって勉強会をしたりして、みんなで”いいとこ取り”をしています。いいところをみんなで真似し合って、それでみんなでいい病院になっていこうというグループ作りをしています。非常に時間はかかるけれど、忍耐強くやっていくのがセコムのやり方です。そういうやり方で、病院はだいぶ変わってきたのではないかなと思います。 副院長というポストで心がけられていることはありますか。副院長になってから心がけていることは、若い力(自分もまだまだ若いと思っていますが、)が何かやりたいと思っているときに、それを上の力で押さえないということです。何かやってみてだめだったら補正して、また少しやってもらって、自分で成長してもらいたい、そういう思いがすごく強いですね。
先生の専門の循環器内科の地域性についてお聞かせいただけますか。やはり杉並区、練馬区の患者さんが8割、9割を占めています。地域貢献という観点で考えると、一つの病院だけで頑張ろうとするのではなく、城西地区、練馬、杉並、中野、板橋など、地域の循環器の先生方と連携を図り、一体となって患者さんにより良い医療を行うことが必要なのではないかと思っています。
地域のクリニックなども連携に関わっているのでしょうか。もちろんそうです。今言ってくださったのは「病診連携」ですね。2008年4月から年に3回、荻窪循環器カンファレンスという会を開催しています。クリニックと病院スタッフが心電図の勉強会などテーマを決めて開催し、おかげさまで地域の先生方が毎回30-40人ほど集まってくださいます。そういう勉強会を行いながら、顔の見える「病診連携」を心がけています。まず近所のクリニックの先生方からご紹介をいただいて、血圧、狭心症、弁膜症、不整脈など様々な病気の患者さんに専門的検査・治療を行い、落ち着いたら紹介してくださった先生の所に戻っていただくという連携をとっています。
それでは患者さんとの関係はどうでしょうか。患者さん向けには「みんなの健康講座」という会を開催しています。循環器内科領域の、たとえば高血圧といったテーマに限らず、熱中症、紫外線の話などを重ねて、30回を越えました。
循環器ですと、高齢の患者さんも多いと思います。体力的に不安に思われている方についてどうですか。高齢化社会を実感します。実際、入院している患者さんの6割から7割が80歳以上の方です。昔は80歳を超えた高齢の方に心臓の手術とかカテーテル検査、治療は行っていませんでした。
でもそれはずいぶん前のことで、今は80歳を超えても元気な方はいっぱいいらっしゃいます。そういう方たちに対してどういう考え方で治療を行うかというと、“元の生活に戻れる”ということです。歩いてスーパーに買い物に行っていた人には、やっぱりまた元気に自立した生活に戻ってほしいという気持ちが強く、そこが判断基準ですね。80歳後半の方にカテーテルなんて、と言う人もいますが、当院では上記判断基準を原則として、元の健康な生活に戻るべく、安全にカテーテル検査・治療を行えるよう努めています。特に心筋梗塞といった生死にかかわる病態の場合にはたとえ90歳以上であってもカテーテルを行うことがあります。 治療方法の分野についてもお話を聞かせていただけますか。大学病院に負けないくらいのレベルの専門的医療を行っていると自負しています。ですので、心臓に何かあったら、とりあえずいらしてほしいです。不安定狭心症、心筋梗塞、心不全などは24時間365日救急体制で受けています。また、最近ではフットケア・下肢救済センターも開設しました。整形外科、皮膚科、内科等と連携を取りながら、チーム医療を展開しています。
特徴についてのお話をもう少し聞かせていただけますか。2013年7月に別館ができて、もともと一つだったカテーテル室が二つになりました。今まではカテーテル室が一部屋でしたので、時間がかかるような手技はなかなかできませんでした。心筋梗塞など、急を要する患者さんが運ばれた時に部屋がふさがっていると困るからです。
時間がかかる手技はいくつかありますが、その中でも心房細動に対する心筋焼灼術:カテーテルアブレーション治療は3時間から5時間くらい時間がかかります。今回カテーテル室が2室になったことで、これからは心房細動に対するカテーテルアブレーション治療を積極的に行っていきたいと考えています。 それから先程のフットケア・下肢救済センターの話ですが、最近は足の甲くらいまでカテーテル治療をする時代になりました。虚血を解除(=血流を再開させる)して、壊死する範囲を少なくする、切断範囲を小さくするということは、その方のADL、予後に関わるとても重要なことです。下肢の虚血の人、足が腐ってしまうくらいの方の5年生存率は非常に悪く、もともと高齢という要素もありますが、5割を切っています。少しでも生存率がよくなるのであれば、やはり治療してあげたいという気持ちがあります。 地域の皆さんへのメッセージをいただけますか。病院が医療を提供するのは当たり前だと思っています。もう一つ、職員に豊かな生活を提供するのも当たり前だと思います。 でもやはりそれに加えて、地域に対して社会的な貢献をしていかなければいけないと思っています。地域に様々なかたちで貢献していくことが今後の病院の姿だと思っています。たとえば、災害が起きたときに、病院が地域においていかなる役割を果たすべきかという災害医療もその一つです。 地域の皆さんに何かあった時、真っ先に荻窪病院を思いついてもらいたいと思っています。
(再診) |
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大島 暢
医師紹介循環器内科 医員
大島 暢 Oshima Toru
メッセージMessage患者さんに寄り添い、適切な医療を提供できるよう心がけます。 (再診) |
小金井 博士
医師紹介下肢救済・フットケアセンター 下肢救済・フットケアセンター長
循環器内科医長 小金井 博士 Koganei Hiroshi
メッセージMessage患者様・開業医の先生方がご利用しやすい敷居の低さと素早い対応、地元で受けられる専門性の高い医療。これらを両立させるため、日々努力しています。 (再診) |
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橋本 考明
医師紹介循環器内科 医員
橋本 考明 Hashimoto Takaaki
メッセージMessage地域医療を心掛けながら、適切な医療を提供したいと思います。 (初診・再診) |
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火 | 大塚 雅人
医師紹介循環器内科 医長
臨床研修管理委員会委員長 大塚 雅人 Otsuka Masato
メッセージMessage循環器チーム一丸となって心・血管疾患の診療に取り組み、地域・社会に貢献していきたいと思っています。 (初診) |
熊谷 麻子
医師紹介循環器内科 医長
熊谷 麻子 Kumagai Asako
(再診) |
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熊谷 麻子
医師紹介循環器内科 医長
熊谷 麻子 Kumagai Asako
(再診) |
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大島 暢
医師紹介循環器内科 医員
大島 暢 Oshima Toru
メッセージMessage患者さんに寄り添い、適切な医療を提供できるよう心がけます。 (初診・再診) |
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水 | 宗次 裕美
医師紹介循環器内科 医長
宗次 裕美 Munetsugu Yumi
メッセージMessage循環器疾患の中で不整脈分野が専門になります。 不整脈には様々ものがあり、治療方法も日々進歩しております。ペースメーカーやアブレーション、薬物治療など、様々な治療方法やがあり、治療の選択肢の多い疾患といえます。 患者さん個人個人にあった適切な治療を提供できればと思いますので、よろしくお願いいたします。 (初診) |
大塚 雅人
医師紹介循環器内科 医長
臨床研修管理委員会委員長 大塚 雅人 Otsuka Masato
メッセージMessage循環器チーム一丸となって心・血管疾患の診療に取り組み、地域・社会に貢献していきたいと思っています。 (再診) |
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津久井 宣博
医師紹介循環器内科 医員
津久井 宣博 Tsukui Nobuhiro
メッセージMessage外来診療からカテーテル治療等も含めて、地域に根ざした適切な医療の提供を心掛けてます。 (再診) |
宗次 裕美
医師紹介循環器内科 医長
宗次 裕美 Munetsugu Yumi
メッセージMessage循環器疾患の中で不整脈分野が専門になります。 不整脈には様々ものがあり、治療方法も日々進歩しております。ペースメーカーやアブレーション、薬物治療など、様々な治療方法やがあり、治療の選択肢の多い疾患といえます。 患者さん個人個人にあった適切な治療を提供できればと思いますので、よろしくお願いいたします。 橋本 考明 医師紹介循環器内科 医員
橋本 考明 Hashimoto Takaaki
メッセージMessage地域医療を心掛けながら、適切な医療を提供したいと思います。 大島 暢 医師紹介循環器内科 医員
大島 暢 Oshima Toru
メッセージMessage患者さんに寄り添い、適切な医療を提供できるよう心がけます。 (ペースメーカー) |
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熊谷 麻子
医師紹介循環器内科 医長
熊谷 麻子 Kumagai Asako
(初診・再診) |
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木 | 小金井 博士
医師紹介下肢救済・フットケアセンター 下肢救済・フットケアセンター長
循環器内科医長 小金井 博士 Koganei Hiroshi
メッセージMessage患者様・開業医の先生方がご利用しやすい敷居の低さと素早い対応、地元で受けられる専門性の高い医療。これらを両立させるため、日々努力しています。 (初診) |
井上 康二 (再診) |
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石井 康宏
医師紹介循環器内科 副院長
循環器内科部長 地域連携室統括責任者 石井 康宏 Ishii Yasuhiro
インタビューInterviewまずは、荻窪病院に着任されてから病院がどのように変わってきたのか教えていただけますか。私は2007年10月に赴任し、10年が過ぎました。荻窪病院はこの地で長い間医療を行ってきましたが、2007年セコム医療システムが経営参画することになりました。新しく何かを始めようとしたときに、やはり救急医療に力を入れたい、そこで選んだのが心臓血管センターですね。2008年の4月に心臓血管センターができ、澤先生(心臓血管外科部長)が赴任されました。心臓血管外科と循環器内科がしっかりと連携し、この地区に少ない心臓の専門的医療を提供していくということになりました。
セコム提携病院と言っても、上からトップダウンで物事を命令するという方式ではありません。全国に20近くある提携病院が集まって勉強会をしたりして、みんなで”いいとこ取り”をしています。いいところをみんなで真似し合って、それでみんなでいい病院になっていこうというグループ作りをしています。非常に時間はかかるけれど、忍耐強くやっていくのがセコムのやり方です。そういうやり方で、病院はだいぶ変わってきたのではないかなと思います。 副院長というポストで心がけられていることはありますか。副院長になってから心がけていることは、若い力(自分もまだまだ若いと思っていますが、)が何かやりたいと思っているときに、それを上の力で押さえないということです。何かやってみてだめだったら補正して、また少しやってもらって、自分で成長してもらいたい、そういう思いがすごく強いですね。
先生の専門の循環器内科の地域性についてお聞かせいただけますか。やはり杉並区、練馬区の患者さんが8割、9割を占めています。地域貢献という観点で考えると、一つの病院だけで頑張ろうとするのではなく、城西地区、練馬、杉並、中野、板橋など、地域の循環器の先生方と連携を図り、一体となって患者さんにより良い医療を行うことが必要なのではないかと思っています。
地域のクリニックなども連携に関わっているのでしょうか。もちろんそうです。今言ってくださったのは「病診連携」ですね。2008年4月から年に3回、荻窪循環器カンファレンスという会を開催しています。クリニックと病院スタッフが心電図の勉強会などテーマを決めて開催し、おかげさまで地域の先生方が毎回30-40人ほど集まってくださいます。そういう勉強会を行いながら、顔の見える「病診連携」を心がけています。まず近所のクリニックの先生方からご紹介をいただいて、血圧、狭心症、弁膜症、不整脈など様々な病気の患者さんに専門的検査・治療を行い、落ち着いたら紹介してくださった先生の所に戻っていただくという連携をとっています。
それでは患者さんとの関係はどうでしょうか。患者さん向けには「みんなの健康講座」という会を開催しています。循環器内科領域の、たとえば高血圧といったテーマに限らず、熱中症、紫外線の話などを重ねて、30回を越えました。
循環器ですと、高齢の患者さんも多いと思います。体力的に不安に思われている方についてどうですか。高齢化社会を実感します。実際、入院している患者さんの6割から7割が80歳以上の方です。昔は80歳を超えた高齢の方に心臓の手術とかカテーテル検査、治療は行っていませんでした。
でもそれはずいぶん前のことで、今は80歳を超えても元気な方はいっぱいいらっしゃいます。そういう方たちに対してどういう考え方で治療を行うかというと、“元の生活に戻れる”ということです。歩いてスーパーに買い物に行っていた人には、やっぱりまた元気に自立した生活に戻ってほしいという気持ちが強く、そこが判断基準ですね。80歳後半の方にカテーテルなんて、と言う人もいますが、当院では上記判断基準を原則として、元の健康な生活に戻るべく、安全にカテーテル検査・治療を行えるよう努めています。特に心筋梗塞といった生死にかかわる病態の場合にはたとえ90歳以上であってもカテーテルを行うことがあります。 治療方法の分野についてもお話を聞かせていただけますか。大学病院に負けないくらいのレベルの専門的医療を行っていると自負しています。ですので、心臓に何かあったら、とりあえずいらしてほしいです。不安定狭心症、心筋梗塞、心不全などは24時間365日救急体制で受けています。また、最近ではフットケア・下肢救済センターも開設しました。整形外科、皮膚科、内科等と連携を取りながら、チーム医療を展開しています。
特徴についてのお話をもう少し聞かせていただけますか。2013年7月に別館ができて、もともと一つだったカテーテル室が二つになりました。今まではカテーテル室が一部屋でしたので、時間がかかるような手技はなかなかできませんでした。心筋梗塞など、急を要する患者さんが運ばれた時に部屋がふさがっていると困るからです。
時間がかかる手技はいくつかありますが、その中でも心房細動に対する心筋焼灼術:カテーテルアブレーション治療は3時間から5時間くらい時間がかかります。今回カテーテル室が2室になったことで、これからは心房細動に対するカテーテルアブレーション治療を積極的に行っていきたいと考えています。 それから先程のフットケア・下肢救済センターの話ですが、最近は足の甲くらいまでカテーテル治療をする時代になりました。虚血を解除(=血流を再開させる)して、壊死する範囲を少なくする、切断範囲を小さくするということは、その方のADL、予後に関わるとても重要なことです。下肢の虚血の人、足が腐ってしまうくらいの方の5年生存率は非常に悪く、もともと高齢という要素もありますが、5割を切っています。少しでも生存率がよくなるのであれば、やはり治療してあげたいという気持ちがあります。 地域の皆さんへのメッセージをいただけますか。病院が医療を提供するのは当たり前だと思っています。もう一つ、職員に豊かな生活を提供するのも当たり前だと思います。 でもやはりそれに加えて、地域に対して社会的な貢献をしていかなければいけないと思っています。地域に様々なかたちで貢献していくことが今後の病院の姿だと思っています。たとえば、災害が起きたときに、病院が地域においていかなる役割を果たすべきかという災害医療もその一つです。 地域の皆さんに何かあった時、真っ先に荻窪病院を思いついてもらいたいと思っています。
(再診) |
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神島 一帆
医師紹介循環器内科 医長
神島 一帆 Kamishima Kazuho
メッセージMessage心臓や足の血管のカテーテル治療を専門にしています。 (初診・再診) |
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金 | 石井 康宏
医師紹介循環器内科 副院長
循環器内科部長 地域連携室統括責任者 石井 康宏 Ishii Yasuhiro
インタビューInterviewまずは、荻窪病院に着任されてから病院がどのように変わってきたのか教えていただけますか。私は2007年10月に赴任し、10年が過ぎました。荻窪病院はこの地で長い間医療を行ってきましたが、2007年セコム医療システムが経営参画することになりました。新しく何かを始めようとしたときに、やはり救急医療に力を入れたい、そこで選んだのが心臓血管センターですね。2008年の4月に心臓血管センターができ、澤先生(心臓血管外科部長)が赴任されました。心臓血管外科と循環器内科がしっかりと連携し、この地区に少ない心臓の専門的医療を提供していくということになりました。
セコム提携病院と言っても、上からトップダウンで物事を命令するという方式ではありません。全国に20近くある提携病院が集まって勉強会をしたりして、みんなで”いいとこ取り”をしています。いいところをみんなで真似し合って、それでみんなでいい病院になっていこうというグループ作りをしています。非常に時間はかかるけれど、忍耐強くやっていくのがセコムのやり方です。そういうやり方で、病院はだいぶ変わってきたのではないかなと思います。 副院長というポストで心がけられていることはありますか。副院長になってから心がけていることは、若い力(自分もまだまだ若いと思っていますが、)が何かやりたいと思っているときに、それを上の力で押さえないということです。何かやってみてだめだったら補正して、また少しやってもらって、自分で成長してもらいたい、そういう思いがすごく強いですね。
先生の専門の循環器内科の地域性についてお聞かせいただけますか。やはり杉並区、練馬区の患者さんが8割、9割を占めています。地域貢献という観点で考えると、一つの病院だけで頑張ろうとするのではなく、城西地区、練馬、杉並、中野、板橋など、地域の循環器の先生方と連携を図り、一体となって患者さんにより良い医療を行うことが必要なのではないかと思っています。
地域のクリニックなども連携に関わっているのでしょうか。もちろんそうです。今言ってくださったのは「病診連携」ですね。2008年4月から年に3回、荻窪循環器カンファレンスという会を開催しています。クリニックと病院スタッフが心電図の勉強会などテーマを決めて開催し、おかげさまで地域の先生方が毎回30-40人ほど集まってくださいます。そういう勉強会を行いながら、顔の見える「病診連携」を心がけています。まず近所のクリニックの先生方からご紹介をいただいて、血圧、狭心症、弁膜症、不整脈など様々な病気の患者さんに専門的検査・治療を行い、落ち着いたら紹介してくださった先生の所に戻っていただくという連携をとっています。
それでは患者さんとの関係はどうでしょうか。患者さん向けには「みんなの健康講座」という会を開催しています。循環器内科領域の、たとえば高血圧といったテーマに限らず、熱中症、紫外線の話などを重ねて、30回を越えました。
循環器ですと、高齢の患者さんも多いと思います。体力的に不安に思われている方についてどうですか。高齢化社会を実感します。実際、入院している患者さんの6割から7割が80歳以上の方です。昔は80歳を超えた高齢の方に心臓の手術とかカテーテル検査、治療は行っていませんでした。
でもそれはずいぶん前のことで、今は80歳を超えても元気な方はいっぱいいらっしゃいます。そういう方たちに対してどういう考え方で治療を行うかというと、“元の生活に戻れる”ということです。歩いてスーパーに買い物に行っていた人には、やっぱりまた元気に自立した生活に戻ってほしいという気持ちが強く、そこが判断基準ですね。80歳後半の方にカテーテルなんて、と言う人もいますが、当院では上記判断基準を原則として、元の健康な生活に戻るべく、安全にカテーテル検査・治療を行えるよう努めています。特に心筋梗塞といった生死にかかわる病態の場合にはたとえ90歳以上であってもカテーテルを行うことがあります。 治療方法の分野についてもお話を聞かせていただけますか。大学病院に負けないくらいのレベルの専門的医療を行っていると自負しています。ですので、心臓に何かあったら、とりあえずいらしてほしいです。不安定狭心症、心筋梗塞、心不全などは24時間365日救急体制で受けています。また、最近ではフットケア・下肢救済センターも開設しました。整形外科、皮膚科、内科等と連携を取りながら、チーム医療を展開しています。
特徴についてのお話をもう少し聞かせていただけますか。2013年7月に別館ができて、もともと一つだったカテーテル室が二つになりました。今まではカテーテル室が一部屋でしたので、時間がかかるような手技はなかなかできませんでした。心筋梗塞など、急を要する患者さんが運ばれた時に部屋がふさがっていると困るからです。
時間がかかる手技はいくつかありますが、その中でも心房細動に対する心筋焼灼術:カテーテルアブレーション治療は3時間から5時間くらい時間がかかります。今回カテーテル室が2室になったことで、これからは心房細動に対するカテーテルアブレーション治療を積極的に行っていきたいと考えています。 それから先程のフットケア・下肢救済センターの話ですが、最近は足の甲くらいまでカテーテル治療をする時代になりました。虚血を解除(=血流を再開させる)して、壊死する範囲を少なくする、切断範囲を小さくするということは、その方のADL、予後に関わるとても重要なことです。下肢の虚血の人、足が腐ってしまうくらいの方の5年生存率は非常に悪く、もともと高齢という要素もありますが、5割を切っています。少しでも生存率がよくなるのであれば、やはり治療してあげたいという気持ちがあります。 地域の皆さんへのメッセージをいただけますか。病院が医療を提供するのは当たり前だと思っています。もう一つ、職員に豊かな生活を提供するのも当たり前だと思います。 でもやはりそれに加えて、地域に対して社会的な貢献をしていかなければいけないと思っています。地域に様々なかたちで貢献していくことが今後の病院の姿だと思っています。たとえば、災害が起きたときに、病院が地域においていかなる役割を果たすべきかという災害医療もその一つです。 地域の皆さんに何かあった時、真っ先に荻窪病院を思いついてもらいたいと思っています。
(初診) |
宗次 裕美
医師紹介循環器内科 医長
宗次 裕美 Munetsugu Yumi
メッセージMessage循環器疾患の中で不整脈分野が専門になります。 不整脈には様々ものがあり、治療方法も日々進歩しております。ペースメーカーやアブレーション、薬物治療など、様々な治療方法やがあり、治療の選択肢の多い疾患といえます。 患者さん個人個人にあった適切な治療を提供できればと思いますので、よろしくお願いいたします。 (再診) |
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加畑 充
医師紹介循環器内科 医長
加畑 充 Kahata Mituru
メッセージMessage適切な医療の提供を心掛けています。 (再診) |
神島 一帆
医師紹介循環器内科 医長
神島 一帆 Kamishima Kazuho
メッセージMessage心臓や足の血管のカテーテル治療を専門にしています。 (再診) |
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津久井 宣博
医師紹介循環器内科 医員
津久井 宣博 Tsukui Nobuhiro
メッセージMessage外来診療からカテーテル治療等も含めて、地域に根ざした適切な医療の提供を心掛けてます。 (初診・再診) |
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土 | 1 ・ 3 ・ 5 |
大塚 雅人
医師紹介循環器内科 医長
臨床研修管理委員会委員長 大塚 雅人 Otsuka Masato
メッセージMessage循環器チーム一丸となって心・血管疾患の診療に取り組み、地域・社会に貢献していきたいと思っています。 (初診) |
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石井 康宏
医師紹介循環器内科 副院長
循環器内科部長 地域連携室統括責任者 石井 康宏 Ishii Yasuhiro
インタビューInterviewまずは、荻窪病院に着任されてから病院がどのように変わってきたのか教えていただけますか。私は2007年10月に赴任し、10年が過ぎました。荻窪病院はこの地で長い間医療を行ってきましたが、2007年セコム医療システムが経営参画することになりました。新しく何かを始めようとしたときに、やはり救急医療に力を入れたい、そこで選んだのが心臓血管センターですね。2008年の4月に心臓血管センターができ、澤先生(心臓血管外科部長)が赴任されました。心臓血管外科と循環器内科がしっかりと連携し、この地区に少ない心臓の専門的医療を提供していくということになりました。
セコム提携病院と言っても、上からトップダウンで物事を命令するという方式ではありません。全国に20近くある提携病院が集まって勉強会をしたりして、みんなで”いいとこ取り”をしています。いいところをみんなで真似し合って、それでみんなでいい病院になっていこうというグループ作りをしています。非常に時間はかかるけれど、忍耐強くやっていくのがセコムのやり方です。そういうやり方で、病院はだいぶ変わってきたのではないかなと思います。 副院長というポストで心がけられていることはありますか。副院長になってから心がけていることは、若い力(自分もまだまだ若いと思っていますが、)が何かやりたいと思っているときに、それを上の力で押さえないということです。何かやってみてだめだったら補正して、また少しやってもらって、自分で成長してもらいたい、そういう思いがすごく強いですね。
先生の専門の循環器内科の地域性についてお聞かせいただけますか。やはり杉並区、練馬区の患者さんが8割、9割を占めています。地域貢献という観点で考えると、一つの病院だけで頑張ろうとするのではなく、城西地区、練馬、杉並、中野、板橋など、地域の循環器の先生方と連携を図り、一体となって患者さんにより良い医療を行うことが必要なのではないかと思っています。
地域のクリニックなども連携に関わっているのでしょうか。もちろんそうです。今言ってくださったのは「病診連携」ですね。2008年4月から年に3回、荻窪循環器カンファレンスという会を開催しています。クリニックと病院スタッフが心電図の勉強会などテーマを決めて開催し、おかげさまで地域の先生方が毎回30-40人ほど集まってくださいます。そういう勉強会を行いながら、顔の見える「病診連携」を心がけています。まず近所のクリニックの先生方からご紹介をいただいて、血圧、狭心症、弁膜症、不整脈など様々な病気の患者さんに専門的検査・治療を行い、落ち着いたら紹介してくださった先生の所に戻っていただくという連携をとっています。
それでは患者さんとの関係はどうでしょうか。患者さん向けには「みんなの健康講座」という会を開催しています。循環器内科領域の、たとえば高血圧といったテーマに限らず、熱中症、紫外線の話などを重ねて、30回を越えました。
循環器ですと、高齢の患者さんも多いと思います。体力的に不安に思われている方についてどうですか。高齢化社会を実感します。実際、入院している患者さんの6割から7割が80歳以上の方です。昔は80歳を超えた高齢の方に心臓の手術とかカテーテル検査、治療は行っていませんでした。
でもそれはずいぶん前のことで、今は80歳を超えても元気な方はいっぱいいらっしゃいます。そういう方たちに対してどういう考え方で治療を行うかというと、“元の生活に戻れる”ということです。歩いてスーパーに買い物に行っていた人には、やっぱりまた元気に自立した生活に戻ってほしいという気持ちが強く、そこが判断基準ですね。80歳後半の方にカテーテルなんて、と言う人もいますが、当院では上記判断基準を原則として、元の健康な生活に戻るべく、安全にカテーテル検査・治療を行えるよう努めています。特に心筋梗塞といった生死にかかわる病態の場合にはたとえ90歳以上であってもカテーテルを行うことがあります。 治療方法の分野についてもお話を聞かせていただけますか。大学病院に負けないくらいのレベルの専門的医療を行っていると自負しています。ですので、心臓に何かあったら、とりあえずいらしてほしいです。不安定狭心症、心筋梗塞、心不全などは24時間365日救急体制で受けています。また、最近ではフットケア・下肢救済センターも開設しました。整形外科、皮膚科、内科等と連携を取りながら、チーム医療を展開しています。
特徴についてのお話をもう少し聞かせていただけますか。2013年7月に別館ができて、もともと一つだったカテーテル室が二つになりました。今まではカテーテル室が一部屋でしたので、時間がかかるような手技はなかなかできませんでした。心筋梗塞など、急を要する患者さんが運ばれた時に部屋がふさがっていると困るからです。
時間がかかる手技はいくつかありますが、その中でも心房細動に対する心筋焼灼術:カテーテルアブレーション治療は3時間から5時間くらい時間がかかります。今回カテーテル室が2室になったことで、これからは心房細動に対するカテーテルアブレーション治療を積極的に行っていきたいと考えています。 それから先程のフットケア・下肢救済センターの話ですが、最近は足の甲くらいまでカテーテル治療をする時代になりました。虚血を解除(=血流を再開させる)して、壊死する範囲を少なくする、切断範囲を小さくするということは、その方のADL、予後に関わるとても重要なことです。下肢の虚血の人、足が腐ってしまうくらいの方の5年生存率は非常に悪く、もともと高齢という要素もありますが、5割を切っています。少しでも生存率がよくなるのであれば、やはり治療してあげたいという気持ちがあります。 地域の皆さんへのメッセージをいただけますか。病院が医療を提供するのは当たり前だと思っています。もう一つ、職員に豊かな生活を提供するのも当たり前だと思います。 でもやはりそれに加えて、地域に対して社会的な貢献をしていかなければいけないと思っています。地域に様々なかたちで貢献していくことが今後の病院の姿だと思っています。たとえば、災害が起きたときに、病院が地域においていかなる役割を果たすべきかという災害医療もその一つです。 地域の皆さんに何かあった時、真っ先に荻窪病院を思いついてもらいたいと思っています。
(再診) |
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2 ・ 4 |
加畑 充
医師紹介循環器内科 医長
加畑 充 Kahata Mituru
メッセージMessage適切な医療の提供を心掛けています。 (初診) |
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小金井 博士
医師紹介下肢救済・フットケアセンター 下肢救済・フットケアセンター長
循環器内科医長 小金井 博士 Koganei Hiroshi
メッセージMessage患者様・開業医の先生方がご利用しやすい敷居の低さと素早い対応、地元で受けられる専門性の高い医療。これらを両立させるため、日々努力しています。 (再診) |