産婦人科からのお知らせ
2024.10.01 遺伝カウンセリング外来・NIPT開始のお知らせ
2024年10月1日より、当院はNIPT連携施設として認証されました。
当院にて分娩をご希望されている方を対象とした遺伝カウンセリングおよびNIPTが可能となりましたので、お知らせいたします。
検査費用等の詳細はこちらでご覧頂けます。
2023.05.08更新 お産でご入院の患者さんへのお願い
1.産科病棟にご入院の際は、マスク着用をお願いいたします
2023年3月より、マスクの着用は個人の判断となりましたが、当院は、感染拡大防止のため院内でのマスク着用をすべての方にお願いしております。ご入院の際は、口と鼻をしっかりと覆うことができる不織布マスク(布・ウレタンマスク不可)のご持参をお願いいたします。
2.入院前の新型コロナウイルスPCR検査について
当院では、新型コロナウイルス院内感染防止を目的として、出産・入院を必要とするすべての患者さんに、可能な限り感染の有無の確認を行うためPCR検査を実施しています。
2023年5月8日より新型コロナウイルス感染症が第5類感染症に移行されることにより、患者さんに自己負担金がかかることになりました。
◆自己負担金:2,550円(3割負担の場合)
※患者さん、および医療現場の安全を守るため、検査の実施・本対応にご理解の程、よろしくお願いいたします。
2023.02.14 産科病棟の面会制限を2/14(火)より一部緩和いたします
くわしくは、こちらをご確認ください。
診療体制
本院は現在常勤医10名体制で診療を行っております。初診は午前中のみの受付となります。
緊急手術の適応の可能性が高い患者さんなどは、直接ご一報いただければ可能な限り速やかに対応できるように努力しております。また、婦人科の手術目的にてご紹介いただく場合には、通常の初診外来でなく直接常勤医の再来予約が可能なようにさせていただいております。患者さんに診療情報提供書やデータをお渡しのうえ地域連携室にご連絡いただければ、ご予定にあわせて受診日時を調整させていただきます。
産婦人科からのお知らせ
≪地域の先生方へ≫
手術をご希望の患者さんについては、お待ちいただく期間をなるべく短くするため、常勤医の再診枠でのご予約が可能です。地域連携室にご連絡ください。
なお産科外来は月曜日~金曜日のみとなりますのでご了承ください。
-
ご予約・緊急受診
地域連携室 直通番号
-
03-3399-0257
(平日8:30~17:30 ※土曜は12:00まで)
医師紹介
<医師をクリックすると詳しい内容をご覧になれます>
杉山 武
Sugiyama Takeshi
名誉院長
産婦人科統括部長主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
名誉院長
産婦人科統括部長杉山 武
Sugiyama Takeshi
- 入職
- 1975年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
1968年 東京慈恵会医科大学 卒業
メッセージMessage
荻窪病院には40年間勤務しており、親子2代に渡る患者さんもいらっしゃいます。気持ちの通う診療を心がけております。
吉田 宏之
Yoshida Hiroyuki
産婦人科部長
主な専門腹腔鏡・子宮鏡下手術、生殖医療、産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
産婦人科部長吉田 宏之
Yoshida Hiroyuki
- 入職
- 2009年
- 主な専門分野
- 腹腔鏡・子宮鏡下手術、生殖医療、産婦人科一般
- 慶應義塾大学医学部非常勤講師
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- 日本産科婦人科学会産婦人科指導医
- 日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本生殖医学会生殖医療専門医・指導医
1998年 慶應義塾大学 卒業 1998年 慶應義塾大学病院 2000年 けいゆう病院 2001年 荻窪病院 2002年 慶應義塾大学病院 2005年 永寿総合病院
石田 博美
Ishida Hiromi
医長
主な専門産婦人科一般、周産期
医師紹介
産婦人科
医長石田 博美
Ishida Hiromi
- 入職
- 2022年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般、周産期
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- 日本産科婦人科学会産婦人科指導医
- 日本周産期・新生児医学会周産期(母体・胎児)専門医
- 日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
- 日本超音波医学会認定超音波専門医
- 日本産科婦人科学会
- 日本周産期・新生児医学会
- 日本女性医学学会
- 日本超音波医学会
2008年 山形大学 医学部医学科 卒業 2008年 山形大学医学部附属病院 初期臨床研修医 2010年 山形大学医学部附属病院 産婦人科 2018年 山形大学医学部附属病院 産婦人科 助教 2019年 さいたま赤十字病院 産婦人科
メッセージMessage
一人ひとりに寄り添う医療を提供してまいります。よろしくお願いします。
吉田 俊輔
Yoshida Shunsuke
医長
主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
医長吉田 俊輔
Yoshida Shunsuke
- 入職
- 2022年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
- 医学博士
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- 日本産科婦人科学会産婦人科指導医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本産科婦人科遺伝診療学会認定(周産期)
- The Fetal Medicine Foundation(英国)オペレータ資格
- 日本産科婦人科学会
2010年 山梨大学医学部医学科 卒業 2010年 山梨大学医学部附属病院 初期臨床研修医 2012年 山梨大学医学部附属病院 産婦人科 医員
メッセージMessage
最も患者さんの利益となるよう、エビデンスに基づいた治療を行っていきます。
ご不安なことや不明点などあれば何なりとご相談ください。玉川 真澄
Tamagawa Masumi
医員
主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
医員玉川 真澄
Tamagawa Masumi
- 入職
- 2022年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- 日本産科婦人科学会産婦人科指導医
- 日本超音波医学会認定超音波専門医
- 日本産科婦人科学会
- 日本超音波医学会
- 日本周産期新生児医学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
2014年 東北大学医学部医学科 卒業 2014年 大崎市民病院 初期臨床研修医 2016年 慶應義塾大学病院 産婦人科 専攻医 2017年 川崎市立川崎病院 産婦人科 専攻医 2018年 さいたま市立病院 産婦人科 専攻医 2019年 慶應義塾大学病院 産婦人科 助教
メッセージMessage
よりよい医療を提供できるよう、精進いたします。よろしくお願いいたします。
原田 祐一
Harada Yuichi
医員
主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
医員原田 祐一
Harada Yuichi
- 入職
- 2022年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- 日本産科婦人科学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
- 日本婦人科腫瘍学会
2015年 新潟大学医学部 卒業 2015年 国保松戸市立病院 初期臨床研修医 2017年 昭和大学病院 産婦人科 2018年 昭和大学藤が丘病院 産婦人科 2018年 荏原病院 産婦人科 2019年 昭和大学藤が丘病院 産婦人科 2019年 水戸赤十字病院 産婦人科 2020年 昭和大学病院 産婦人科 2022年 昭和大学藤が丘病院 産婦人科 2022年 東京臨海病院 産婦人科
メッセージMessage
地域の皆様の健康を支えられるよう、日々の診療にあたって参ります。
一人ひとりに寄り添い、ご納得いただきながら診療を行うことを目指して参ります。千ヶ﨑 一代
Chigasaki Kazuyo
医員
主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
医員千ヶ﨑 一代
Chigasaki Kazuyo
- 入職
- 2024年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法(NCPR)Aコース修了認定
- 日本産科婦人科学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
2017年 東京女子医科大学医学部医学科 卒業 2017年 東京女子医科大学病院 初期臨床研修医 2019年 東京女子医科大学病院 産婦人科 2021年 湘南藤沢徳洲会病院 産婦人科 2021年 東京女子医科大学 八千代医療センター 産婦人科 2022年 東京女子医科大学 産婦人科 2022年 至誠会第二病院 産婦人科 2023年 東京女子医科大学病院 産婦人科
高畑 海音子
Takahata Mioko
医員
主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
医員高畑 海音子
Takahata Mioko
- 入職
- 2024年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
- 日本専門医機構認定産婦人科専門医
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
上記以外の所属学会
- 日本女性医学学会
- 日本婦人科腫瘍学会
2017年 長崎大学医学部 卒業 2017年 慶應義塾大学病院 初期臨床研修医 2019年 慶應義塾大学病院 産婦人科 2020年 立川病院 産婦人科 2021年 永寿総合病院 産婦人科 2022年 慶應義塾大学病院 産婦人科
メッセージMessage
患者様に安心していただけるよう努めて参ります。
宜しくお願い致します。安藤 佑
Ando Yu
医員
主な専門産婦人科一般
医師紹介
産婦人科
医員安藤 佑
Ando Yu
- 入職
- 2024年
- 主な専門分野
- 産婦人科一般
- 日本産科婦人科学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
- 日本超音波医学会
2021年 慶應義塾大学医学部 卒業 2021年 日本赤十字医療センター 初期臨床研修医 2023年 慶應義塾大学病院 産婦人科 2023年 済生会宇都宮病院 産婦人科
メッセージMessage
産婦人科一般の診療を担当しております。ひとりひとりに丁寧な診療を心がけてまいります。地域の皆様のお力になれるよう、精進致しますので、何卒お願い申し上げます。
当科の取り組み
(1)内視鏡手術をはじめとした高度医療で、地域連携に貢献
今後も地域の病院と連携を深め、当院での内視鏡下手術などのご要望に速やかにお応えできる体制を整えてまいります。また、紹介・逆紹介を綿密に行い、患者さん・地域の病院のニーズにお応えしたいと考えております。
(2)虹クリニックと連携したトータルでの不妊治療
不妊治療専門の虹クリニックとの密な連携の上で、必要な方には当院婦人科での円滑な検査、手術等の加療を行なっております。また不妊治療後に妊娠なさった多くの方が当院にて分娩されていますが、今後も綿密な周産期管理を徹底してまいります。
(3)安全性を主眼としつつ、患者さんに満足していただける分娩
地域総合病院として我々は常に患者さんの安全を第一にした医療を目指しております。その上で患者さんお一人お一人がご満足いただける環境整備を心がけております。『母児同室の導入』『夫立ち会いのための介助』『マタニティヨガ教室』『助産師外来』 などを施行してまいりました。2013年7月に移設した新産科病棟には3室のLDRを設置し、さらに快適な分娩をしていただけるようになりました。
得意とする疾患・治療
内視鏡下(腹腔鏡下・子宮鏡下)を積極的に行っており、現在婦人科の手術の8割は内視鏡下です。特に子宮筋腫(粘膜下筋腫含む)・卵巣囊腫・子宮内膜ポリープなど良性疾患を扱っています。また子宮の大きさにもよりますが、腹腔鏡下の子宮全摘出術(全腹腔鏡下子宮全摘出術)も施行しております。
-
- 腹腔鏡下手術
-
- 子宮筋腫核出術
- 子宮全摘出術
- 卵巣嚢腫摘出術
- 付属器切除術
- 異所性妊娠手術(根治術・線状切開)
- 卵巣多孔術
- 腹腔内観察、等
-
- 子宮鏡下手術
-
- 粘膜下筋腫摘出術
- 内膜ポリープ摘出術
- 子宮中隔切除術
- 子宮内腔癒着解除術、等
▲左から 異所性妊娠手術(線状切開)、子宮筋腫核出術、全腹腔鏡下子宮全摘出術、単孔式付属器切除術
2023年度治療実績
分娩・産科手術 | 337件(経腟分娩255件、帝王切開術76件、その他手術6件) |
---|---|
内視鏡下手術 | 145件(以下内訳) ●腹腔鏡下手術:112件<子宮筋腫核出術、子宮全摘術、卵巣のう腫摘出術、付属器切除術、子宮外妊娠手術(根治術・線状切開)、その他不妊症における腹腔内観察 等> ●子宮鏡下手術:33件<粘膜下筋腫切除術、内膜ポリープ切除術、子宮中隔切除術、子宮内腔癒着切除術 等> |
その他の手術 | 37件<開腹・腟式婦人科手術、子宮内容除去術 等> |
学会発表・講演
タイトル | 筆頭演者 | 発表学会名 |
---|---|---|
2023年度 | ||
子宮内膜症に合併した凍結融解胚移植後の卵巣妊娠の一例 | 原田 祐一 | 第406回東京産科婦人科学会例会 |
術前に卵巣甲状腺腫を疑うも3様の病理組織学検査結果となった症例 | 吉田 宏之 | 第63回日本産科婦人科内視鏡学会 |
子宮鏡下に子宮内容除去術を実施した子宮卵管角部妊娠の1例 | 宇都 博文 | 第68回日本生殖医学会 |
漢方療法が有効であったperitoneal inclusion cystの1例 | 宇都 博文 | 第38回日本女性医学会 |
2022年度 | ||
妊娠中にプロテインS活性が測定感度以下にまで低下したが、低用量アスピリン療法のみで生児を得た1例 | 宇都 博文 | 第4回日本不育症学会 |
経口Fxa阻害剤使用中貧血をきたし、管理後に子宮鏡下手術を施行した下肢深部静脈血栓症合併粘膜下筋腫の1例 | 吉田 宏之 | 第62回日本産科婦人科内視鏡学会 |
不妊治療中に短期間に異所性妊娠を繰り返し術後に慢性子宮内膜炎をみとめた症例 | 片岡 典子 | 第63回日本産科婦人科内視鏡学会 |
子宮筋腫と低VWF血症に伴う過多月経に対して、子宮鏡下筋腫摘出術とLNG-IUSを併用して治療した一例 | 宇都 博文 | 第63回日本産科婦人科内視鏡学会 |
子宮鏡を用いてLNG-IUSを抜去した1例 | 宇都 博文 | 第37回日本女性医学会 |
画像検査で組織推定が困難であったが、血清インヒビンBが方針決定に有用であった卵巣腫瘍の1例 | 石田 博美 | 日本超音波医学会第65回東北地方会 |
2021年度 | ||
腹腔鏡下手術を施行した卵巣腫瘍合併症妊娠4症例の検討 | 吉田 宏之 | 第61回日本産科婦人科内視鏡学会 |
中隔発生の粘膜下筋腫を合併する完全中隔子宮に対して子宮鏡下手術を行った一例 | 宇都 博文 | 第61回日本産科婦人科内視鏡学会 |
胎盤転移を認めた悪性卵巣腫瘍合併妊娠の1例 | 仁木 晃子 | 第398回東京都産科婦人科学会例会 |
2020年度 | ||
卵管切除後に同側の卵管間質部妊娠を発症した一例 | 宇都 博文 | 第60回日本産科婦人科内視鏡学会 |
重症卵巣過剰刺激症にCARTが奏功し、双胎妊娠の継続が可能であった一例 | 吉田 宏之 | 第65回日本生殖医学会 |
2019年度 | ||
移植日より計算される週数との乖離を認めるも、正常発育を見た凍結融解胚移植の一例 | 吉田 宏之 | 第64回日本生殖医学会 |
卵管間膜に発生した靭帯内妊娠の一例 | 宮﨑 薫 | 第59回日本産科婦人科内視鏡学会 |