ホーム > 治療方法 > 膝関節センター

治療方法

膝関節センター

膝関節センターのご紹介

人工膝関節置換術

昨今、膝関節の医療はこの10年で新しい技術や材料の開発が進み、その発展はめざましいものがあります。膝関節の医療の発展の中、患者さまにより良い医療を提供することを目的に、整形外科内に、膝関節センターが設立されました。リハビリテーション科とチーム医療を行い、膝関節の外傷および疾患を持つ患者さんに対して、学会でも最前線の報告を行い、最善の診療を行うように日々努力しております。

診療方針

 膝関節の疾患や外傷は多岐にわたりますが、特に高齢化により増加している変形性膝関節症や、スポーツ外傷である靱帯損傷・半月板障害が代表的なものです。これらは痛みが生じるだけでなく日常生活動作のレベルの低下やスポーツ活動の低下を招きます。このような障害を改善し、日常生活動作のレベルの向上とスポーツ活動の早期復帰を狙い、患者さんに最新の医療技術を提供することを目的としております。

膝関節の主な疾患

1)半月板・靭帯損傷
  膝の動きの制限および動かす際の痛み、それから怪我をした後の膝の腫れ、膝がずれる感じ等がある場合には半月板損傷や靱帯損傷が考えられます。特に前十字靱帯損傷はスポーツで受傷することが多く、膝が腫れても一時的な痛みで放置され、半月板損傷を伴って診断されることが多いです。膝の怪我の後は、専門医による受診とMRIなどによる精密検査が大切と考えます。

2)変形性膝関節症
  立ち上がりの際の痛み、階段の昇降時の痛み、動かし始めの痛み、関節の腫れなどは、関節の老化現象である変形性関節症が考えられます。鎮痛剤の湿布やリハビリテーション、ヒアルロン酸などの注射で効果が無ければ、人工膝関節や骨切り術などの手術が必要となります。

3)関節リウマチ
  膝・股関節・足関節・手指の変形や腫れ、こわばりが継続する際には血液検査での関節リウマチの鑑別が必要です。当センターでは膝関節に特定せず、関節リウマチの早期治療を行い、関節が壊れて日常生活動作の制限が生じる前に関節リウマチを治す最新の生物学的製剤の投与を患者さんに提供します。

4) その他の膝関節疾患およびスポーツ障害
  反復性膝蓋骨脱臼や分裂膝蓋骨など膝関節には多種多様な疾患およびスポーツ障害に対し、基本的には患者さまの希望に沿った早期障害の改善およびスポーツ復帰を狙ったリハビリテーションの指導および必要であれば手術加療を行います。。

手術について

人工膝関節置換術 手術後以前、人工膝関節は20cm程度の傷で行われた手術でしたが、最近では7−13cmで手術が可能となりました。どちらも前センター長の阿部医師により行われた手術ですが、左が13cm。右が7cmくらいです。手術の内容と関節の状態により変わります。

特徴的な技術

 高齢化社会で増加しております変形性関節症に対する手術療法である人工膝関節置換術は、最近増加の一途をたどっています。当センターでは人工関節置換術において特に最新の技術を取り入れて、入れ替えの手術をすることなく、長く快適に使って頂けるように正確に手術が行える下記の技術を取り入れております。

また、自己血貯血やガイドラインに沿った感染症や、静脈血栓塞栓症の予防による術後合併症の軽減、硬膜外麻酔の併用により術後の痛みを軽減させることで、よりスムースなリハビリの3本の柱に重点を置き、患者さんに術後一日でも早く快適な日常生活が送れる工夫を取り入れています。 より正確に、安全に進歩している人工関節。耐久年数も20〜30年以上と長く安心できる手術となっています。 膝に不安をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

人工膝関節置換術 手術後1)3D術前計画オーダーメイド手術ガイド作成システム
  人工膝関節を行う上で、不正確な設置は長持ちできない問題や不具合がでる可能性があります。これを改善するために、より正確に人工膝関節を設置するために、患者さま個人個人によって違う 関節の形・骨の形を術前にCTやMRIで確認し、患者さんの骨に合った専用の器械を作るシステムが昨年末から日本でも導入されております。当院でも昨年末から導入しており、従来法より正確な人工膝関節の設置を得ております。

人工膝関節置換術 手術後2)三次元術前計画ソフト(Athena)
  患者さま個人個人にあった正確な人工関節のサイズと骨を切る量を手術前に予め決定できるコンピューターソフトです。これに合わせて手術を行うことでより良好な手術結果を得ることができます。

人工膝関節置換術 手術後3)髄外ガイドシステム(マグネットマーカー使用Sガイドシステム)
  一般的に行われる髄内ガイドシステムより、出血や脂肪塞栓の低減が可能となり、また従来より正確な人工関節の設置が可能な最新のシステムです(マグネット使用Sガイドシステムは前センター長である 阿部医師の考案したシステムで、人工関節手術を数多く行っている全国のスペシャリストの先生方にも使用して頂いているシステムです)。

2015年度手術実績

人工膝関節置換術
46
半月板切除・縫合術(関節鏡下)
10
前十字靭帯再建術(関節鏡下)
14
その他
30

診療予定表

診療受付

アクセス
交通案内

病院案内