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荻窪病院の各診療科の特徴をご紹介いたします

産婦人科

産婦人科部長

吉田 宏之

Yoshida Hiroyuki

■ 所属・認定資格等
日本産科婦人科学会専門医
慶應義塾大学医学部 卒業
■ 経歴

1998年
慶應義塾大学病院 産婦人科

2000年
けいゆう病院 産婦人科

2001年
総合荻窪病院 産婦人科

2005年
永寿総合病院 産婦人科

当診療科のご案内

診療予定表

産科病棟が昨年7月、新棟へ移動しました。現在のお気持ちを伺えますか。

 お産は一生に何回もあることではありません。師長さんの意見も聞きながら、居心地の良い空間を目指しました。今回、無事に病棟がオープンして安心しています。

新病棟にはLDRが設置されているということですが、
患者さんにとってのメリットはどのようなものがありますか。

 お腹が痛くなっても自然な形でお産に移行でき、旦那さんも一緒にお産に協力してくれているそのままの雰囲気でご出産していただけるということです。 また、赤ちゃんのケアをご両親のそばで行うことは、親子の意識を強く持っていただくためにとても大切と言われています。今回、LDRが出来たことで、出産後もご両親が赤ちゃんと寄り添って過ごすことができるようになり、本当に良かったと思っています。

分娩となると助産師などの他職種の方も関わってきますが、
産科のスタッフについて教えていただけますか。

 師長さん始め、スタッフはみな一生懸命頑張っています。 例えば、当科では慶應義塾大学病院から専門の先生をお招きして、新生児の蘇生に関する研修などの教育を行ったりしています。施設がきれいになったことに加え、医療やホスピタリティのレベルをきちんと維持していなくてはいけないなと思っています。

分娩を取りやめる施設も増えていますが
荻窪病院の産科状況はどうでしょうか。

 地域柄もあって分娩自体が増えているわけではありませんが、やはり分娩をやめている病院が出てきている状況の中、地域の皆さんに“荻窪に行けば安心”と思っていただけると嬉しいです。 今の分娩は年間約400件ですが、この規模とスタッフの数を考慮すると、今後、毎年400件を超えるくらいは持続出来るようにしていきたいという思いがあります。

それでは次に婦人科のことについて教えていただけますか。

 婦人科では、今まででしたら開腹になるような手術も、がんを除いて多くを腹腔鏡で行っています。例えば、ある程度年齢を重ねた方で、筋腫もあり重い生理痛に苦しんでいるという患者さんには、子宮を綺麗に摘出するという手術も含めて腹腔鏡で行っています。 婦人科の手術は患者さんのメリットが大きいので、確実な技術をもって対応させていただきたいと思っています。

産科・婦人科ということでデリケートな科目だと思いますが、
何か気をつけられていることはありますか。

 ご自分の体の事をきちんと分かっていただければと思っています。なぜなら、手術にはメリットとデメリットがあるからです。 例えば、残念ですが腹腔鏡の場合も手術の傷は出来ます。また、少し突っ張って痛かったりすることもあるかもしれません。そういうことを考慮したとしても、今の自分は手術した方が良いのか、あるいは手術しないという選択肢もあるのか、ご自分の体の状況をしっかり分かっていただきたいと思っていますので、診察時、繰り返しお話しするように心がけています。

荻窪病院の産科・婦人科の地域での立ち位置はどうでしょうか。

 地域の皆さんにも徐々に認知いただけるようになってきたように思います。 地域の先生方とお話する機会も増えました。また、患者さん同士の口コミや、お友達が産んだからと言って来院してくださる方が、数年前より多くなってきています。 2人目、3人目を産みにリピートしてくださる方も多くなってきており、とても嬉しいです。

口コミと言えば産科の食事で
「美味しかった」という投書があったようですが。

 そうですね。食事は相当レベルが高いと思います。 実際患者さんが産後に召し上がる食事を検食したことがありますが、本当に美味しかったです。塩分もきちんと計算されているのに、意外に味がしっかり付いています。 総合病院だから対応出来る医療のレベルに加えて、他の科ともしっかり連携しているという安心感を感じていただき、『荻窪で相談してみる』と言っていただければ嬉しいなと思います。

最後に患者さんに向けてメッセージをいただけますか。

 当科は、信頼出来る医療を日々きちんと届けられるように努力しています。 業績や数字を出すこともとても大事で、それを基準に来院されるのは当たり前だと思いますが、医師や看護師、受付スタッフの顔を見て、この病院だったら良いなと思っていただけるように、患者さんに関わっている全員で患者さんをサポートしたいと思っています。