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外科・消化器外科

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外科・消化器外科からのお知らせ

2024.03.04 「胸やけ専門外来」を3月より開始いたします

2023.05.15 亀山 哲章医師が外科・消化器外科部長に着任いたしました(プロフィールのご紹介)

当科の特徴

当科では主に消化器疾患の治療を得意としており、腹部の急性期疾患の原因精査、手術、治療に対応しています。手術の7割弱は患者さんに負担の少ない腹腔鏡下手術で行い、多職種のチーム医療により患者さんの早期復帰をめざします。鼠径ヘルニアや乳がんにも対応しています。

当科の注力疾患
  • 食道がん、胃がん、大腸がんを始めとする消化管がん
  • 膵臓がん、胆管がん、肝臓がん、胆嚢がん
  • 胆嚢結石、総胆管結石
  • 急性虫垂炎、急性胆嚢炎、腸閉塞などの急性腹症
  • 鼠径ヘルニア
  • 乳がん
  • 痔疾
  • 自然気胸
  • 尿膜管遺残等の良性疾患
  • 逆流性食道炎

消化器:傷の小さな腹腔鏡下手術とは

当科は早くから腹腔鏡下の手術を取り入れ、最も得意としています。開腹手術よりも傷が目立たず、身体の負担が軽いため回復も早く、患者さんにとってメリットの大きい手術です。当科では胃がんや大腸がんのみならず、食道がんや肝胆膵疾患などの難易度の高い手術に対しても安全性を十分に確保した上でその適応を広げています。近年では、さらに傷が目立たないおへそからの術式〈単孔式腹腔鏡下手術〉も多く行っています。


  1. ①全身麻酔の上、腹部に小さな穴を空け、細い筒(トロッカー)を挿入します

  2. ②狭い腹腔内で手術がしやすいように、筒(トロッカー)から炭酸ガスを注入して腹部を膨らませます

  3. ③術者はモニターを見ながら、機器を操作し手術を行います

〈単孔式腹腔鏡下手術〉は、おへそに穴を開けて行う手術で、傷は1ヵ所ですみます。
※すべての疾患に対応するわけではありません。


  1. 普通の腹腔鏡下手術
    傷は数カ所

  2. 単孔式腹腔鏡下手術
    傷はへそ1ヵ所

●2021年度、当科は胃がん(28例)の82%を、大腸がん(106例)の92%を腹腔鏡下で行いました(くわしい実績はこちら)。虫垂炎(107例)にいたっては98%を腹腔鏡下で行っています。

鼠径ヘルニア(脱腸)

鼠径ヘルニア(脱腸)に対する治療は手術が原則です。手術の方法には、鼠径部を5~8㎝切開する「鼠径部切開法」と、傷が小さな「腹腔鏡手術」があり、特に当院では、傷がひとつですむ「単孔式腹腔鏡下手術」が可能です。
くわしくは特設ページ「鼠径ヘルニア」をご覧ください。

単孔式腹腔鏡下手術のお臍の傷の変化

手術直前、手術直後、手術後2週間の患部の状況

乳がん治療-乳腺外来-

悪性腫瘍のなかの一つである乳がんの罹患率は増加傾向にあります。しかし、早期発見し、正しい治療を受けることができれば治る可能性の高い病気です。そして誰でも何歳でもなり得る病気です。
様々な情報が得られる今日において、必要以上に不安を抱いている方も多くみられます。少しでも気になる症状があれば、ネット情報や知人の情報に振り回されずにまずは受診してください。適切な検査、丁寧な診療を提供させていただきます。
当院の乳腺外来では、乳腺画像診断、手術、薬物療法を行っています。治療は、必要な検査を判断し、その結果をもとにいわゆる標準治療をしっかり説明した上で行います。乳がん検診などで要精査、経過観察と診断された方、他院で乳がんの診断となり治療先にお悩みの方は、まずはかかりつけ医にお問い合わせください。

胸やけ専門外来

2024年3月より、「胸やけ専門外来」を開始いたします。

  • みぞおちのあたりが重くなる
  • 苦い水が上がる、口が酸っばい感じがする
  • 前かがみになると飲食したものが戻ってくる
  • 食べてすぐ横になると戻ってくる
  • 胃から喉のあたりがイガイガする
  • 咳こみがある
  • 胸が締め付けられるような痛みがある

上記のような「胸やけ」は一過性の症状ですが、長引く「胸やけ」を放置しておくと「逆流性食道炎」の発症につながる場合があります。
日頃「胸やけ」にお悩みの方は、かかりつけの先生にご相談の上、紹介状(診療情報提供書)をご用意いただき、ご予約ください。

外来受診のご案内

担当医師 外来日 プロフィール

小澤 壯治(非常勤)
第4金曜 15:00~16:00
※要予約
1981年 慶應義塾大学医学部卒

  • 慶應義塾大学医学部客員教授
  • 東海大学医学部客員教授
  • 多摩丘陵病院院長
  • 日本外科学会外科専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会消化器外科専門医、指導医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、指導医
  • 日本消化器病学会消化器病専門医、指導医
  • 日本食道学会食道科認定医、食道外科専門医
  • 日本消化管学会胃腸科専門医
  • 日本気管食道科学会気管食道科専門医
  • 日本胸部外科学会専門医

中村 哲也

医師紹介

外科・消化器外科

医員

中村 哲也

Nakamura Tetsuya

入職
2023年
主な専門分野
一般外科、消化器外科、食道・胃外科、内視鏡下手術、ロボット手術
認定資格・所属等Qualification / Affiliation
  • 医学博士
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(胃)
  • ロボット支援手術認定医(da Vinchi S Si Xi)
  • 日本ロボット外科学会専門医(国内B級)
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 消化器がん治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医
  • がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本創傷治癒学会評議員
  • 日本食道学会食道科認定医
  • F.A.C.S (Fellow of American College of Surgeons) アメリカ外科学会正会員
経歴History
2000年 東京慈恵会医科大学 卒業
2000年 慶應義塾大学医学部外科学教室入局 研修医
2001年 公立福生病院
2002年 芳賀赤十字病院 専修医
2003年 慶應義塾大学医学部外科学教室帰室
2006年 佐野厚生総合病院
2008年 稲城市立病院
2013年 藤田保健衛生大学医学部客員講師
2015年 慶應義塾大学非常勤講師
2016年 藤田保健衛生大学医学部講師
2018年 川崎市立井田病院
2020年 川崎市立川崎病院

メッセージMessage

2000年に慶應義塾大学外科に入局後、2012年から2017年まで日本で最もロボット手術を行っている藤田医大にて食道がん・胃がん手術に従事しました。その後川崎市の2つの病院でロボット胃がん手術の立ち上げを行い、特に川崎病院では高い施設基準をクリアしたうえで保険診療としてロボット胃がん手術を数多く執刀しました。この経験を活かし、荻窪病院においても地域の皆様に安心して医療を受けていただけるよう努力いたします。

毎週木曜 午前 プロフィールはこちらをご覧ください

医師紹介

外科・消化器外科

医員

中村 哲也

Nakamura Tetsuya

入職
2023年
主な専門分野
一般外科、消化器外科、食道・胃外科、内視鏡下手術、ロボット手術
認定資格・所属等Qualification / Affiliation
  • 医学博士
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(胃)
  • ロボット支援手術認定医(da Vinchi S Si Xi)
  • 日本ロボット外科学会専門医(国内B級)
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 消化器がん治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医・指導医
  • がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本創傷治癒学会評議員
  • 日本食道学会食道科認定医
  • F.A.C.S (Fellow of American College of Surgeons) アメリカ外科学会正会員
経歴History
2000年 東京慈恵会医科大学 卒業
2000年 慶應義塾大学医学部外科学教室入局 研修医
2001年 公立福生病院
2002年 芳賀赤十字病院 専修医
2003年 慶應義塾大学医学部外科学教室帰室
2006年 佐野厚生総合病院
2008年 稲城市立病院
2013年 藤田保健衛生大学医学部客員講師
2015年 慶應義塾大学非常勤講師
2016年 藤田保健衛生大学医学部講師
2018年 川崎市立井田病院
2020年 川崎市立川崎病院

メッセージMessage

2000年に慶應義塾大学外科に入局後、2012年から2017年まで日本で最もロボット手術を行っている藤田医大にて食道がん・胃がん手術に従事しました。その後川崎市の2つの病院でロボット胃がん手術の立ち上げを行い、特に川崎病院では高い施設基準をクリアしたうえで保険診療としてロボット胃がん手術を数多く執刀しました。この経験を活かし、荻窪病院においても地域の皆様に安心して医療を受けていただけるよう努力いたします。

おしりの悩み・・・痔の病気

痔は3人に1人が患う、ごく“一般的な病気”です。
診療する主な疾患は、痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)、直腸脱などです。症状としては出血、痛み、脱肛などがあります。
治療には薬物療法、手術療法があり、病態によって治療方法が全く異なることから、しっかり病態を見極めた上で治療方法のご提案をしています。痔の手術法の一つとして、PPH(環状粘膜切除)という器械を用いて行う術式は従来の痔の手術に比べ、術後の痛みがほとんどないのが最大の特徴です。
部位が部位なだけに、なかなか相談に来られず、ひとりで悩んでいる方も少なくないかと思いますが、直腸がん、肛門がんなど、重篤な病気が隠れていることもありますので、恥ずかしがらず、まずはかかりつけ医にご相談ください。

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